- 2012
05
16 Facebookのスパムから身を守って友達に優しく
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Some rights reserved by oscheneFacebook絡みのスパム、スカム、フィッシングから身を守る方法を簡単に。まずは、流行ってるスパムのタイプを簡単に。敵を知っておきましょう!っつーことで
主に海外で問題になってるスパムのパターンのご紹介。もちろん日本語サイトにも当てはまります。対処法や設定方法はこのブログの記事の最後に設定方法を記したマニュアルをPDFにしてダウンロードできるようにしてあります。よければ読んでみてください。
■いいね!のだまし討ち
ちょっと続きが見てみたい、と思わせる動画のサムネイル画像、スターバックスやCostcoの名を語って500ドルとか1000ドルとかの商品券プレゼントなどが多いパターン。外部サイトに連れ出されて、まずは「シェアしてね」とか「いいね!」してねで次のステップに進むというのが大半。ただこの手法はまっとうなキャンペーンサイトでも見られるし、大手のブランドを語って行われることもあり見分け方が難しい。プレゼントなどがある場合は抵抗なく個人情報を入れてしまうが、よく考えて。ドメインがまっとうかどうかなど基本的なチェックを忘れずに。■いいね!ジャック
これも上のパターンに似てる。最近サッカー選手でちょっと可哀想な騒ぎがあった。やっぱり興味をそそるような動画サムネイル画像が用意されていて、飛んだ先のページで再生ボタンを押したらえげつないサムネイル付きのページに「いいね!」されちゃうってやつ。ビンラディンの死体映像だとか、ちょっと笑える画像だとか、やっぱりエッチな画像なんかがよく誘い水として使われる。ただし件のサッカー選手の例でも実際に本人がえげつないものに興味を示して動画を再生しようとしたかどうかは別。だからもし自分がそういうものを踏んでしまってフィードに出ちゃってもアカウントを削除することないし、周りも温かい目でみつめようよ。いいね!ジャック、お疲れ!くらいな感じで。ほとんどが外国語の解説。どうしても見たかったらタイトルや説明文をコピーしてググってみるといい。spamとかscam、hoaxと言うような単語と一緒に語られていたらアウト。ただ、出ないからと言って安心とは言えない。■タグ付けスパム
診断系のアプリに多い。自分の友達をアプリが作った画像にタグ付けしていくので増殖力強し。大して実害はないと思うんだけど、アプリを使用している本人に「面白いでしょ、これ」的感覚があること、タグ付けされた友達の方には「ふざけんなよ、てめー」的解釈で、温度差のある認識がしばしば人間関係にひびを入れる。■フィッシング詐欺
これまでも沢山あったフィッシング詐欺。違うのは、送信元のよくわからないメールとかじゃなくて普段からよく見かける友人のプロフィール写真と名前で「いいよぉ!」って言われていること。それにより警戒心が薄まっちゃう。友達のいいよぉ!は上述のようなスパムでだまし討ちで吐き出されることが多い。そのためいいよぉ!って言ってるはずの本人が気がつくまでに時間がかかることがある。それで削除が遅れて被害が広がりやすい。■デマ
特に感動話に注意。シェア元のオリジナルの記事にたどり着けない場合や、オリジナルの記事のオーナーのアルバムなどをチェックして、ほかにも多数のシェアがある場合は触らない方が無難。世界中に自分の作り話がシェアされることで強烈に承認欲求が満たされてしまった病気の人がいる。文脈や画像を冷静に眺めると「うーん、何か変」な違和感感じるはず。東日本大震災など大きな災害の後など人々が動揺している時期にも多発する。また、幼児虐待などの暴力をネタにして「これをシェアしてくれれば一件につき50セントが寄付される」みたいなのも嘘。■足跡見たい?詐欺
mixiの足あとみたいな機能。あなたのプロフィールを見た人が分かりますよっていうやつ。分からないので、騙されないように。なかなか手が込んでいて、その方法をYouTubeで動画解説しているケースもある。javascriptをコピーしてどっかに貼付けろ、とかこのURLをコピーしてブラウザのアドレスバーに貼付けろ、といったものなどは見かけたら一目散に逃げるように。■友達からのメッセージ
何らかの方法でアカウントを乗っ取られた友達が、そのアカウントを利用してメッセージ(チャット)を送ってくるようなケース。「おいおい、お前、こんなサイトでこんな恥ずかしい写真だしてんのかよ!!」なんていうようなケースが多い。クリックするとFacebookからログアウトした画面で、ログイン情報を入れろという偽ページ。素直に入れたらもちろん、あなたのアカウントも乗っ取られるよ。Twitterでもよくあるパターンまだ他にもあると思うけど、こんなところを事前に知っておくだけでも危険をだいぶ回避できるかと。
詳しくは、sclsecuritysettings.pdfを読んでください。誤字脱字あると思う!許してください。誤解とか間違いもあれば教えてください。
- Hitoshi Eiga栄花 均
ソーシャルメディア・ストラテジスト、なんて名乗ったりしているが海外単身赴任生活の孤独を埋めてくれたFacebookへの思い入れがひと際強い。
ソーシャルメディアを考えるのは人生を考えること。人生を考えるのは、自分の周りの人を考えること。その人たちと何をするのかが人生。海外の最新情報や、事例の紹介、費用対効果、マーケティング情報は他に任せる。ソーシャルメディアを思考するブログ。それがこのブログです。
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